長良クラブ

               東海社会人リーグに所属しています。試合内容や活動報告をしていきます。
7月2日 朝日新聞コラム『side change』そのまま
 『柔軟な試合運び 日本も目指せ』

 創設から20年がたって、Jリーグの評価があちこちで取り沙汰されている。
 子どもからプロまで、普及と底上げが飛躍的に進んだことは間違いない。1998年のフランス大会以降、5回連続でW杯出場を手にしていることが何よりの証拠である。
 だが、本当に日本のレベルは上がっているのか。
 改めて、そう問い直したくなるコンフェデレーションズ杯の3連敗だった。とりわけショックだったのは、3-4と派手な打ち合いを演じたイタリアとの一戦だ。ブラジル、メキシコ戦に比べれば、日本は持ち味も可能性も示した。心と体のコンディションが整えば、ある程度世界の強豪と渡り合えることもわかった。
 一方で、際立ったのが試合運びの稚拙さだ。2-0としたのが前半33分。そのまま折り返していれば、結果は違ったと思う。3点目を取りにいく積極性は買うが、追い込まれていたのはイタリアだ。ボールの行き来を抑えて焦りを誘い、失点を避ける大人のマネジメントが必要だった。
 3戦を通して日本はとにかく全力でプレーした。裏を返せばいつも一本調子で単調に映った。点差や展開に応じて抑揚をつけるのは『10代で身につけておくべき基本』。代表初の外国人監督だったオフトさんが指摘したのは、それこそJリーグが始まる前の92年だった。
 スペインとの決勝で目立ったのは、ブラジルの攻撃の華やかさではなく、泥臭さだった。ボールを支配されても、激しく追い回して守備にエネルギーを注いだ。仮に戦う相手がイタリアなら、ブラジルはまた違う顔を見せていただろう。
 W杯に向け攻めのスタイルを貫くか、守りを固めるか。コンフェデ杯の結果を受けた二者択一の議論には違和感を持つ。刻々と変わる流れを感じ取って柔軟に試合を進める。そんな表情豊かな代表を目指して欲しい。
スポンサーサイト
Comment
≪この記事へのコメント≫
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
この記事のトラックバックURL
≪この記事へのトラックバック≫
Designed by aykm.